おすすめ本『読むだけであなたの仕事が変わる「強い文章力」養成講座』
「正しい文章力」は必要ですか?
本当に必要なのは、正しい文章を書くことではなくて、読んで貰うことではないですか?
欲を言えば、読んで貰うだけではなくて、読んでくれた人が、書いたことを実際に行動に移してくれたら嬉しいですよね😊
「結局、それで何が言いたいの?」
って言われてしまうお悩みを持つ方も多いと思います。
私も、その一人です。
今回は、そんなお悩み解決のために、コピーライターの川上徹也さんが書かれた本をご紹介します。
正しい日本語は、読んで美しいし、すんなり頭にも入ってきやすいですが、そこにこだわるより、先にこちらの本を読んで勉強した方が、「読んで貰える文章」を書く近道になりますよ。
この記事では、自分のためにも、その要約をまとめておきたいと思います。
自分に関係ないと思われたら1秒でスルー
タイトル、見出しが退屈で弱い
「タイトル、見出しより中身で勝負だ!」
って思いたいんですが、自分が誰かの記事を読む時って、だいたい「タイトル」に惹かれて読み始めますよね。
自分に関係ないと思ったら、まず読まないっていうのは真理だと思います。
では、どうすれば良いか?
以下のポイントに気をつけましょう。
相手を動かす文章は、
何を伝えるか
どう伝えるか
の2要素で成り立っている。
ペンを持つ前に、文章の目的を明確にする
相手、場面によって、文章の目的が変わることを意識しておきたい。
書く前に、何が言いたいのか、上記2要素を明確にしておくのが大事ということですね。
何を伝えるか
伝えるべきことは3種類
ファクト(事実)
メリット(利点・長所)
ベネフィット(利益)
セールスマンの例で説明されています。
同じことを伝えるにしても、
「相手の立場になって考える」
ことが出来るかどうかで、違いが生じてきます。
どう伝えるか
受け手に「自分と関係ある」と思ってもらうことが大事です。
見出し・タイトルの3つの基本
強い言葉
相手の心に「興味」を作る
リズムや語呂を意識
最初のワンフレーズを書くために
人に読んで貰う文章の最初のワンフレーズ(見出し)を作るためには、以下を丸覚えして、そのどれか、あるいは組み合わせをしていきましょう。
人の心を掴む5つの型
ターゲットを絞って呼びかける
問いかけて心の中で答えさせる
言い切る
具体的な数字を魅力的に入れる
真剣にお願いする
どのような文章を書いていけば良いか
文章を書く「目的」は、
相手が、その提案を本気になって実現させようと思ってくれること
ですので、それに沿った文章を用意する必要があります。
説得の3原則 論理・情熱・信頼
●企画書の構成は、どうすれば良いか
序・・・企画の判断基準を示す
破・・・現状の問題点を洗い出し、チャンスに変えるポイントを提示
急・・・具体的な提案
おまけ・・・出てくるであろう疑問をQ&A形式で記載
●「ストーリーを意識した文章」は伝わる
伝えたいことや思いをストーリーにして語る
肝は人。欠落のある主人公が目標に向かって困難に立ち向かう・克服する
まとめ
突き詰めてしまえば、
自分の視点ではなく相手の視点になって書こう
ということです。
有益な本ですが、読んだらすぐにそんな文章が書けるようになるわけではありません。
機会はいくらでもありますので、繰り返し練習してみようと思います。
もっと言えば、自分のブログは好きに書いても良いかなとも思ってます。
ヒント(付録についてます)
特別付録として、
・表現の型 厳選36
・思わず買いたくなるセールス文章7つの型
・「心を動かす文章」を書きたい時の7つの型
が、紹介されています。
私が魅力的だなって思った、その一部をご紹介しますね。
言い切る
読み手に考えさせる
語呂を良くする
比喩でひきつける
「名言」を利用する
「言葉の組み合わせ」で化学反応を起こす
「造語」で目新しさを作る
ストーリーで心をつかむ
お悩み問いかけ法
「現在⇒過去⇒未来」法
PREP法
「サビあたま」法
「これだけじゃ良く分からん」って思われた方へ
今回の記事も、だいぶヒントが載せられたとは思いますが、
本は、実際に手に取って自分で感じたことが一番大事
ダイジェスト化していますので、「もっと詳しく」という方は、是非本を手に取って頂きたいです。
すぐ読める本ですし、手元に置いておくと便利に使えて良いですね✨
少し前の本ですので、中古でも手に入りますし、新品でも高くないです。
仕事でも、かなりの範囲に応用の効く内容になっているおススメ本です。
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