この本で取り上げられている男たち
- 江川卓(プロ野球)
- 江夏豊(プロ野球)
- 桑田真澄(プロ野球)
- 原辰徳(プロ野球)
- 村田兆治(プロ野球)
- 新浦壽夫(プロ野球)
- 山下泰裕(柔道)
- 青木功(ゴルフ)
- 淡口憲治(プロ野球)
- 石嶺和彦(プロ野球)
- 石井徳昌(ラグビー)
- 藤巻昇(競輪)
- 高橋直人(ボクシング)
- 鈴木恵一(スピードスケート)
ちょっと古くなるかも知れませんが、1970~80年代に各競技で活躍された方について、当時のスポーツ雑誌に掲載された作品がまとめられた本になります。「思い出して懐かしい」という方もいらっしゃれば、「その頃のことを知りたい」という方にも大変おススメです。
おススメノンフィクション作家・佐瀬稔さん
ボクシングが大好きだった高校時代の先生が紹介してくれたのが佐瀬稔さんです。
佐瀬さんは、ラジオ番組のレギュラーも担当されるほどの方だったので、そのことを覚えておられる方もいらっしゃるかも知れませんね。1998年に亡くなっています。
報知新聞の記者出身のノンフィクション作家さんで、スポーツがとても得意な方でしたが、事件系の著書も多数あり、私はあまり読まなかったですが登山系の本も何冊か出されています。
佐瀬さんの本には、ボクシングで初めて出会ったのですが、今回ご紹介する本のように、スポーツ系であれば、かなり多岐にわたる競技で、その魔法のような筆の力が発揮されています。
私のおススメは「藤巻昇」さんの記事
副題「競りあい、もがく、激闘に”北海の闘将”に男の詩を聞いた」
競輪を題材にしたスポーツノンフィクションがあって、それがこんなにも面白いものだなんて、当時高校生だった私に多大な影響を与えた作品です。これを超えるレベルの競輪ノンフィクションというと実はあまり無かったりします。
タイトルだけで勇気づけられるスポーツノンフィクション
私がこの本をいつまでも持っているのは、タイトルが気に入っているというのもあります。ただ、1987年という結構前の本ですので、新刊ではご注文いただけない商品です(^^;)
電子書籍なども出ていませんが、古本であれば、1000円程度で手に入れられそうです。「スポーツに関する本を読むのが好きだよ」という方には非常におススメの一冊ですので、一度手に取って頂けたら嬉しいです。
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