全日本プロレス一筋!今も現役
渕選手は、現在66歳の現役プロレスラーで、1974年のデビューからずっと全日本プロレスのリングに上がり続けています。大仁田厚さんなどと同年代から活躍した選手です。体重は100kgを少しオーバーするくらいのジュニアヘビー級の体格で、看板タイトル「世界ジュニア王座」を5度獲得しています。
目が一重で細かっただけで「怖くはない」
前にご紹介した大熊さんと「悪役商会」のユニット!?を組んでいました。次は永源遥さんの記事を書いたらトリオ完成です!
悪役顔と言えばそうなんでしょうが、一重まぶたで目が細いというだけで、全然怖い顔をしてらっしゃいません。実際にリング上でも「悪役」という感じでは全くありませんでしたね。それを言ったら大熊さんも全然悪役ではなかったんですけど(^^;)
淵?渕?今考えればどっちでも良い
かつてのプロレス雑誌では「淵正信」と表示されることも結構あったんですよ。ジャイアント馬場さんのことを「G馬場」「G・馬場」どちらで表すのが正しいのか考えるくらいどうでも良いことだったんですよね。小学生・中学生の時って時間がたくさんあったんだなって思います。今は「淵」では出てきません。きっと出版社の印刷の問題でもあったんですかね。
「そして渕が白い!」
渕選手は奥深いレスラーで名勝負も沢山ある名レスラーですが、一言で表すと見出しになります。日本テレビ時代の福沢朗さんが絶好調だった時のフレーズですね。福沢さんは徳光さんの系譜につながる日テレを代表するアナの一人だと思います。切り取り方が凄すぎます。「渕選手ってどんな人?」って聞かれたら「白い」というのが一番の答えなんじゃないでしょうか、それぐらい印象に残っています。
本物の正統派レスラー
渕選手は、「プロレスの神様」カールゴッチさんのトレーニングを受けていたことも有名です。ジャイアント馬場さんを尊敬しながら、ゴッチさんの修行も積んでいる、ファイトスタイルが淡々としているように見えて多様なスタイルを持ち合わせている、稀有な存在だと思います。
私が一番熱中した時代に「ジュニア王者」として君臨した渕選手は、「白い」のが特徴なんて失礼なことを言ってしまいましたが、「職人」なんて言葉で片付けられない、本物の「正統派」レスラーだと思います。
渕選手の著書です。電子書籍版などもありますので良かったら。
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